災害支援ナースとして被災地支援

2011年3月に東北地方太平洋沖地震が発生し、その後の復興の力強さを感じる中で、私たち自身が何もできず、無力さを感じたことから、私たちは「災害支援ナース」に登録しています。


そして、東北の震災から13年後の2024年1月1日、能登半島地震が発生しました。1月9日、「災害支援ナース」の派遣要請が当院に届き、1月27日~30日までの3泊4日、「輪島市ふれあい健康センター」にて災害支援を行なってきました。


当日、金沢駅に到着した後、大型バスで約3時間の移動となりましたが、崖崩れや家屋の倒壊など被害状況は想像以上で、道路も車が1台通れるだけの応急的に作られている場所もありました。


「輪島市ふれあい健康センター」は、電気こそ通っていましたが、上下水道は寸断された状態のなか、約130名の方が避難されていました。DMATやTMATなどの医療チームと地域の保健師さんと一緒に、私たち4名の「災害支援ナース」で体調管理や感染予防に努めてまいりました。避難所という特殊な状況下で、体調を崩されている方、また新たな感染症によって隔離を希望される方もいらっしゃいました。


そのような中でも支援は日々増え、うどんやラーメンなど温かい炊き出し、お風呂にも入れるようになったり、避難所の方たちも日中自宅に戻り片付けをしたり、なかには仕事に行く人の姿もありました。


3泊4日という短い時間での支援でしたが、たくさんの方々が快く受け入れて下さり、微力ながら支援を無事終了することができました。


帰還した現在も避難・支援を続けている方々の健康と被災地の一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
今回得た多くの学びを鴨川での災害医療に活かしていくことが、今後の被災地応援となることを願います